厳選3つ紹介!!
早いもので明日から4月。
今年の3月はコロナ騒動で頭を
悩ます事が多かったと思います。
特に施設となると、1人に感染したら
院内感染に繋がりますし、高齢者の
感染は命に及ぶ事もあります。
職員の皆様は本当に神経を使って
高齢者の方々に接している事と
思います。
でも、毎日毎日暗いニュースばかりでは
入居者さんも職員も気が滅入ります。
そこで、そろそろ夏のお祭りの
用意をされてはいかがでしょう?
多くの施設では、夏時期には納涼祭等
お祭り行事がつきものです。
これが入居者さんには大変好評で
職員としてもその笑顔を見るだけで
「やって良かった!!」と
充実感を得ることが多いと伺いました。
でも、その当日までの準備が大変です。
会場設営やボランティアの要請、
勤務の調整に家族への連絡…
とやることは山積みです。
そんな中でも特に職員の頭を悩ますのは、
【出し物】
今回は、お年寄りの方に楽しんで
いただける、祭りの時に使える出し物、
厳選三つをご紹介したいと思います。
1.マジック
どこに行ってもどんな時でも
喜んでもらえるのがマジックでは
ないでしょうか？
普通に生活していては絶対味わえない
ドキドキ、ワクワク感が
入居者の方に人気の秘訣です。
ただ、注意する点が1つあります。
それは、見えやすく、そして
大きなマジックをする事!! トランプの絵柄を変える、なんていう
小さなマジックは残念ながら
高齢者の方々にあまり評判は
良くありません。
何故なら、高齢者の方たちはトランプ
の絵柄がはっきりと見えないからです。
いくらすごい、マジックを披露しても、
そもそも見えなければ何を
しているのかさっぱりわかりません。
そこで、皆さんの前で披露する
マジックのお勧めは…
新聞紙を使ったマジック!!!
新聞紙を使っているので
大きくてわかりやすいのです。
勿論、プロにお任せ!!
なんて事もありですね。
2.ダンス
ダンスといっても、椅子に座りながら
楽に動かせる手遊びダンスです。
日本手ぬぐいを両手にもって
上に挙げたり、下げたり、斜めになったり
だれでも出来る手遊び。
曲は1例ですが、誰でも知っているし
口ずさみやすい氷川きよしの名曲
【ズンドコ節】
に合わせて行うと受けが良いようです。
地域に伝わる盆踊り曲などを
太鼓と共に披露してみるのも
良いでしょう。
こちらが驚くほど喜んでくれますよ。
が、日舞のプロの先生などに
指導して頂くと良いと思います。
その後、歌謡曲等にあわせて
踊りを披露して頂いても入居者に
喜ばれます。
3.合唱
入居者全員で歌う合唱です。
声を出すのは、健康にとても
よいし、脳の活性化が図れます。
なかなか、大きな声を出す機会は
ないと思いますので、無理なく
声を出しながら昔懐かしい想いに
浸って頂くのも良いでしょう。
365歩のマーチ
ふるさと
等は、皆さんが知っていて
大きな声で歌いやすい曲目です。
「ふるさと」になると故郷を思い出し
涙を流される方も多いですね。
他にも
高校3年生
北国の春
ソーラン節
青い山脈
上を向いて歩こう
リンゴの唄
多く歌う必要はなく
２～3曲位が丁度よいと思います。
認知症の方も増えてきている事を
考えると、
より分かりやすい出し物に
していくことが必要です。
シンプル イズ ベスト!!
凝った演出よりもシンプルなものの
ほうが見ている側としても
飽きが来ず良いのではないでしょうか？
4.最後に
昨年、私と友人とで企画、演出し
ホームに出演させて頂いた
内容をご紹介致しましょう。
役者で女流太鼓のリーダーくみさん
古典日舞尾上流師範のきみちゃん
そして、私は合唱担当
この3人で約40分のステージを
こなしました。
まず、3人で太鼓の演奏
日舞披露、
私が、合唱指導リクエストもあり
4曲歌いました。
365歩のマーチ
ふるさと
ズンドコ節
リンゴの唄
最後に3人でハワイアンダンス
ダンスの時は皆さんにも
手遊びをして頂きました。
感想は入居者さんの輝く笑顔と
私達が手を取り合って一帯になれた
事が何よりの感動でした。
手を離さず、いつまでも
話し続ける方、今度はいつ?
と聞いてくる方。
元気になったよ!!と笑顔を見せて
くれたおばあさん。
心が本当に綺麗なんですね。
それぞれがプロの3人ですが
お呼びがかかれば、どこにでも
伺います。
見る楽しさ、歌うたのしさ
踊る楽しさが沢山詰まっている
イベントをぜひ、企画して見て
ください。