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  • 執筆者の写真Sumiko Tanaka

『今日はことばの日』


5月18日はことばの日だ。

こ(5)と(10)ば(8)と読む

語呂合わせから、

「ことばの日」とされている。


皆さんは、小説「宝島」をご存じでしょう?





この小説の登場人物、

片足の海賊シルバーは

実在のモデルがいました。


【私は我が運命の支配者

我が魂の指揮管なのだ】


これは、19世紀イギリスの詩人

ヘンリーの詩の一節。


ヘンリーは10代で結核に感染して

カリエスになり、片足を切断。


そんな自分を励ますために

作った詩です。


友人であるスティーブンソンは

『宝島』に登場する

片足の海賊シルバーはヘンリーの

姿をモチーフに書いたものである。と

言っている。





後年、南アフリカのマンデラ氏が

人種差別と闘い、27年もの間

牢獄にいた時、心の支えとしたのも

この詩


【私は我が運命の支配者

我が魂の指揮官なのだ】だった。


たった、1言でも、ことばは

相手の生命を開き、希望と勇気を

湧かせることがある。


そして、ことばは時に

その人の人生をも変える。


ことばには、絶望の闇を照らし、

生命を救う限りない力がある。


ウイルスとの戦いで

物理的距離は離れても

心の距離まで離れない。


そのために、ことばを大切にしたい。


現役の司会者として、常に

勇気と希望を与えられる存在で

あり続けたいと改めて思った。


これからも、精一杯のことばを

届けよう!!!



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